こんにちは、こんばんは。初めまして!
calmerです。
映画『ONE PIECE FILM RED』観てきました。個人的には感動して涙なしには観れませんでした。
それでは感想どうぞ。
・簡単なあらすじ
世界中で愛される歌姫、ウタ。彼女の歌声は配信を通して”別次元”と評されるほど。そんな彼女が初めて公の場で姿を現すライブが開催される。ファンが会場を埋め尽くす中、麦わらの一味を含めた海賊、海軍たちも集結。ライブは盛り上がりながらもウタに関する衝撃な事実が発覚していく・・・。
ここからはネタバレありの感想になります。ご注意を!
・ウタとは?
①世界の歌姫ウタ
舞台はルフィ率いる麦わらの一味が世界中で愛される歌姫ウタのライブに足を運ぶことで始まります。開催場所はかつて音楽の国として栄えていた「エレジア」。すでにたくさんの観客が詰めかけ、ウタの登場を心待ちにしていました。
ライブが始まり、華やかな演出と”別次元”な歌声で観客を魅了するウタ。その姿を見てルフィは、彼女がフーシャ村で幼きころ出会ったウタだと気づき、ステージへ飛び降ります。ウタもルフィに気付き、再会を喜び合いました。
ルフィはここでウタがシャンクスの娘であることを明かし、会場は大混乱になります。ウタはシャンクス率いる赤髪海賊団の音楽家でもありました。
この混乱に乗じて、ウタを狙う海賊が乱入し、さらにはビックマムがウタに目を付けオーブンとブリュレを送り込んでいました。麦わらの一味はウタを守ろうとしますが、ウタは平然と歌い出し、麦わらの一味の手を借りることなく、不思議な力で海賊を一蹴してしまいます。
②ウタの能力と目的
ウタの不思議な力は、音楽を有して五線譜に貼り付けたり、食べ物など観客が欲しいものを具現化させることができる能力。観客はすっかり虜になってしまいます。
その中で、ウタは観客に対し永遠にライブをし続けると宣言します。「平和で自由な新時代でずっと一緒に楽しく暮らそう」と。ウタはルフィのことも誘いますが、海賊であること、納得していないことから麦わらの一味も五線譜に貼り付けます。
ルフィは幼少期にシャンクスからウタは歌手になるため船を降りたと聞かされていました。実際にはウタはエレジアに一人残され、元国王ゴードンに育てられいたと明かされます。ウタはゴードンもと、素晴らしい歌い手として成長し、ある日海岸で見つけた新種の映像電伝虫で世界に向けて自分の歌を届けるようになります。
歌を届けるうちに、電伝虫で大航海時代の現状を知ったウタは海賊が荒らす世界と人々が苦しむ姿に心を痛め、ウタの歌が救いだというファンの声もあり、今回の初ライブとともにとある計画を企てることになります。
その計画はウタの能力で創り出す仮想世界”ウタワールド”に人々の心を永遠に生き続けさせること。それがウタが目指す新時代「平和で自由な新時代」だったのです。
・共闘!?悲しすぎる過去
①共闘!?
ライブ会場には海軍特殊部隊のコビーとヘルメッポ、CP0のブルーノが潜入しており、世界政府はウタの能力を危険視していました。海軍元帥のサカズキも危機感を募らせ黄猿と藤虎をエレジアへ向かわせました。
ウタの能力には、ウタの歌を聞いた者は現実世界で眠ってしまい、精神だけがウタワールドに存在するようにすることができます。ウタが眠ることでウタワールドは終わり人々は現実に戻りますが、ウタが死んだ場合、ウタワールドは閉じてしまい、精神はそのまま閉じ込められてしまうのです。ウタはこの能力を利用し、眠らないよう「ネズキノコ」を食べ続けていました。
その事実を知るコビーはブルーノと協力し、麦わらの一味やロー、バルトロメオ、オーブンたち海賊と協力をしてウタの計画を阻止しようと動き出します。一方で黄猿たち海軍の軍勢もエレジアヘと押し寄せてきました。
闘いの中で暴走するウタは観客たちを操って防衛を始め、共闘軍も海軍も苦戦を強いられます。しかし、人々の犠牲をいとわず海軍が発砲し始めたことで均衡が崩れ、ウタは最終手段である”トットムジカ”を歌って魔王を出現させてしまいます。
②悲しすぎる過去、ウタとエレジアの真実
12年前、フーシャ村を拠点にしていた赤髪海賊団は、エレジアへ訪れました。そこでウタの才能を見出したエレジア国王ゴードンは、ウタに音楽教育を受けることを提案します。これにウタは、シャンクスと赤髪海賊団が好きなウタは彼らと離れることを拒みます。
これにゴードンは出航する前にと国民とウタを交流させ、ウタはたくさんの歌を歌います。歌う中でウタはある楽譜を見つけます。それはエレジアに眠る禁じられた楽譜「トットムジカ」。これをウタは歌ってしまい歌の”魔王”を出現させてしまったのです。
赤髪海賊団の手によって魔王を倒しましたが、エレジアは焼け野原になってしまいます。シャンクスはゴードンにウタを託し、”エレジアを破壊したのは赤髪海賊団”だと伝えるように頼みました。ウタはゴードンからこの事件を聞き、それを信じたことからシャンクスや海賊を憎むようになります。
事件により孤独になったウタは、ある日映像電伝虫を見つけることで、歌を通して世界中の人々とつながることができるようになります。しかし、偶然エレジアの悲劇を伝える当時の映像が電伝虫に残っており、自分が引き起こした事件であることを知ります。罪を被ったシャンクスに謝りたい気持ちと海賊を憎む気持ちの二面性から、ウタを今回の計画に導いたのでした。
・シャンクスの登場!
①現実と仮想世界での共闘
「トットムジカ」に対抗する策は、現実と仮想世界の両方で同時に魔王を攻撃すること。この方法で倒せれば、現実と仮想世界をつなげることができるのです。
しかし、仮想世界から現実へ連絡も取れず、一体誰が現実世界で魔王を倒せるのか。そのとき現れたのが”シャンクス”でした。現実のウタが絶望し、ルフィを剣で刺そうとした瞬間、シャンクスがウタの前に現れます。
魔王に取り込まれていくウタを助けるべく、現実世界で赤髪海賊団が、仮想世界ではルフィ率いる共闘軍が攻撃を開始。ここで同時に魔王を倒すことを可能にするのがウソップ親子でした。ヤソップとウソップは見聞色の覇気でお互いの視界を共有し、魔王への攻撃の指揮を取ります。
互いの世界で力を合わせ魔王を追い込み、最後にシャンクスとルフィによる同時攻撃で魔王を倒すことに成功。ウタは解放され、シャンクスの腕に倒れ込みます。そこへ黄猿がウタを渡すようにシャンクスへ詰め寄りますが覇王色の覇気で一蹴。
ウタは最後の力を振り絞り、仮想世界”ウタワールド”に囚われた人々を歌うことで現実へと戻しました。
②ウタの歌声は永遠に
ネズキノコを食べると眠れなくなるだけではなく、数時間後には死に至る恐ろしいもの。それを食べたウタも当然例外ではありません。シャンクスは彼女を赤髪海賊団の船に乗せ、ルフィとも会わずに別の方向へと進んで行きます。
目覚めたルフィは赤髪海賊団の船を見つめ、すべてを察したような様子でした。
世界の多くの人々を巻き込んでしまったウタですが、きっかけは”苦しむ人々を解放したい”という純粋な気持ちからでした。ウタの歌は今後も多くの人に聴かれ、心を癒し、勇気づけてくれる永遠のものになることでしょう。
・映画を観て
calmer個人としてはとても楽しく映画を観ることができました。最初はね、正直Adoさんの劇中歌が多く使われていたので、これライブ映画じゃんって思っていましたw
でも、ウタの過去が徐々に明かされて、シャンクスが出てきたときには胸熱でした!
やっぱり直接的には会っていないにしてもルフィとシャンクスの共闘、ウソップ親子の絆みたなの見せられるとやられてしまいますw
今後のワンピースでのシャンクスの活躍も気になりますしますますワンピースから目が離せません。
ウタは直接的には描写されていませんがおそらく死亡していると思います。そんないろんな思いで観ていると涙も出てきますよw
シャンクスの話題性に惹かれた人には正直物足りない部分もあったかと思いますが、面白い映画なのでぜひ観てほしい作品ですね。
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